トヨタ自動車<7203.T>の豊田章男社長は5日、ハイブリッド車「プリウス」のブレーキの不具合や、他車種のアクセルペダルの不具合などに関するリコール問題でトップとして初の記者会見を開いた。豊田社長は、改善に向けた取り組みを担当する特別委員会を立ち上げる方針を明らかにした。
豊田社長は会見の冒頭で「複数の地域やモデルでリコールが発生し、迷惑と心配を掛けたことを心からお詫びする」と陳謝。プリウスのブレーキで問題が発生していることについて「できるだけ早く対応する」と述べたものの、リコールを行なうかどうかなどの今後の具体的な対応方針は明らかにしなかった。世界規模でのリコール問題については「対応は米国で順次進めており、日を追うごとに信頼が戻ると思っている」と述べた。
新たに設置する委員会の名称は「グローバル品質特別委員会」とし、トップには豊田社長自身が就任する。会見に同席した佐々木眞一副社長は「委員会を通じて社内を総点検し、第三者の権威ある方々の意見を素直に聞き、襟を正したい」と述べた。
佐々木副社長は、米国で深刻化しているリコール問題について、米運輸長官の忠告が後押しになったとの認識を示した上で「リコールに踏み切らなければ、信頼回復は遅れダメージも大きくなった」と述べた。
(ロイターニュース 平田紀之記者 布施太郎記者)
豊田社長は会見の冒頭で「複数の地域やモデルでリコールが発生し、迷惑と心配を掛けたことを心からお詫びする」と陳謝。プリウスのブレーキで問題が発生していることについて「できるだけ早く対応する」と述べたものの、リコールを行なうかどうかなどの今後の具体的な対応方針は明らかにしなかった。世界規模でのリコール問題については「対応は米国で順次進めており、日を追うごとに信頼が戻ると思っている」と述べた。
新たに設置する委員会の名称は「グローバル品質特別委員会」とし、トップには豊田社長自身が就任する。会見に同席した佐々木眞一副社長は「委員会を通じて社内を総点検し、第三者の権威ある方々の意見を素直に聞き、襟を正したい」と述べた。
佐々木副社長は、米国で深刻化しているリコール問題について、米運輸長官の忠告が後押しになったとの認識を示した上で「リコールに踏み切らなければ、信頼回復は遅れダメージも大きくなった」と述べた。
(ロイターニュース 平田紀之記者 布施太郎記者)
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